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2007-03-31

銘酒「福達磨」群馬酒造(安中)が事業停止

広瀬です。
町村合併前は高崎の酒とされていた蔵がつぶれました。

合併後は大盃 牧野酒造が高崎市内唯一の蔵です。
アル添用アルコールメーカーの美峰酒類の先代社長故小山氏の
グループ会社で福田後援会会長として政治力絶大でした。
新潟の薄口の酒は主にここのものを添加しています。
福達磨は市内主要ホテルの定番となっていて
今月も2ホテルに「こんな不味い酒出すと評価上がらないよ」
と要望していました。
だから旨い酒の持ち込み容認されていたのですが。
ーーーーー
Photo_1 銘酒「福達磨」群馬酒造(安中)が事業停止
負債十数億円、任意整理へ
上毛新聞20070331

 「福達磨」などの日本酒で知られる清酒メーカー、群馬酒造
(安中市板鼻、小山潤一郎社長)が三月末をめどに出荷をやめ、
実質的に事業停止することが三十日までに明らかになった。
同社の代理人の弁護士によると、負債総額は十~十三億円程度。
今後については任意整理の方向で検討しているという。
地元からは地域に親しまれてきた酒蔵の事業停止を惜しむ声も上がっている。

民間信用調査会社の帝国データバンク前橋支店
などによると、同社は一九四五年一月、地元の造
り酒屋三軒を母体に設立。「福達磨」 「尾瀬」
などの銘柄を製造出荷してきた。

 特に看板商品の「福達磨」は祝い事の定番とし
て親しまれ、〇五年度全国新酒鑑評会の金賞をは
じめ、多くの鑑評会で入賞。本県を代表する銘柄
の一つだった。

 九八年には地ビール製造を開始し、レストラン
を新設するなど業容を拡大。九五年五月期は年間
売上高十一億円を計上した。だが、清酒市場の縮
小に伴い売上高の減少傾向が続き、〇二年五月に
は地ビール製造から撤退。〇六年五月期の年間
売上高は約三億円に低下していた。

 弁護士は事業停止の要因を「日本酒の需要減な
ど長期的な経営不振が続き、今後も回復を見込め
ない」と説明している。

 同社は昨年一月、旧松井田町との合併による新
を安中市の誕生記念として清酒本醸造「中山道
安中」を発売するなど地域の盛り上げ
役として一役買っていた。
過去には実業団野球チームを持ち、
国体などで好成績を残すなど幅広い分野で活躍してきた。

 地元の酒屋は「地元の祭りに欠かせない酒だっ
た。こだわりが強い昔からのファンは困るだろ
う」と事業停止の報を惜しむ。夏の祭りまで在庫
を維持するため、商品を多く仕入れて保管してい
るという。
 
日本酒離れ 相次ぐ廃業

 本県の清酒業界は若者を中心とした”日本酒離れ″や焼酎な
どの台頭を背景に、販売量の減少に歯止めが
かかからない巌しい環境が続いている。

 国税庁によると、本県の清洒販売量は九七年度の一万六千六
百八十四㌔㍑が、〇五年度に一万千九百六十九㌔㍑と三割近く
減った。一方、焼酎の販売量は01年度に清酒を逆転、〇三年
度一万七千三百三十二㌔㍑、〇五年度一万八千二百八十六㌔㍑
と増加傾向にある。

 こうした現状に後継者不足も重なり、県酒造組合の組合員数
は三十三社と十年前から二割近く減った。昨年は一八四一(天
保一二)年創業の老舗、聖酒造、渋川市)が全国にグループ子
会社を持つ大手傘下に入り、岐路に立つメーカーの姿を印象づ
けた。

ただ一方、O5年度の全国新酒鑑評会では本県産日本酒が過
去最多の十銘柄の金賞を獲得するなど復権の兆しもある。メー
カー間の横の連携、若手経営者の活動なども活発化しており、
魅力的な商品づくりへの期待が高まっている。

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よろしくお願いいたします。
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広瀬洋一 アサヒ商会社長 370-0006高崎市問屋町2-8-2

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