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2006-06-18

日本酒を飲むと美肌になる。

耳よりお酒学講座

  読売新聞夕刊20060107

日本酒を飲むと美肌になる。

大手日本酒メーカーの大関(兵庫県西宮市)が、社員11人に
一合半の日本酒を飲んでもらい、肌の水分量を調べたところ、
皮膚表面の一部の水分量が、平均1.3倍に高まった。
比較のためただのアルコール溶液を飲んだ後は、変化はなかった。
昔から、酒造りにかかわる杜氏たちの手は、白くみずみずしいと
言われてきた。最近、多くの醸造メーカーが、日本酒由来の成分
による保湿効果に着目し、美容商品の開発に乗り出している。

香川県綾南町にある「勇心酒造」(徳山孝社長)も、そんな蔵元
の一つだ。
同社は、米を原料に、麹菌、乳酸菌、酵母などを活用する
日本酒の醸造技術を応用し、美容などに効果のある成分(エキス)
の生産に取り組んでいる。これまでに36種類の有効成分を
見つけたという。
中でも注目されるのが、厚生労働省に皮膚水分保持機能改善の
効能が認められた「ライスパワーNo11」。
No11は皮膚表面の角質層を埋めるセラミドという脂質の産生を
促し、水分蒸発による乾燥・肌荒れなどを防ぎ、皮膚を滑らか
にする。
徳島大医学部皮膚科の荒瀬誠治教授が、No11の効果を調べた
ところ、塗布後2時間で角質層の水分量が2倍になった。
刺激から皮膚を守るバリア機能も高まり、アトピーなどにも
効果がありそうだ。
同社は、昨年、このエキスを含む美容液の販売を始めた。

仕込み過程によって異なる微生物を利用する日本酒造り
には絶妙な温度管理が必要だが、日本人は、こうした
ノウハウを試行錯誤の中で見つけてきた。
「酒造りに代表される日本の発酵文化には、日本人の知恵が
凝縮されている。この知恵を使い、新たな食品、商品をつくりたい」
と話す徳山さんは、抗かいよう効果などを持つ商品の開発も目指
している。

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