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2007年5月26日 (土)

楽座会(8/21)2002

楽座会(8/21)

日本の金融機関について

l        過去に特に大手銀行に対して、2回にわたり公的資金が投入され、失敗したが反省されていない。

l        金融機関は再建計画としてリストラ以外見るべきものがなく、収益を生むシステムにはなっていない。

l        大手銀行は企業に金を貸して国民経済上の役割を果たすべきだが、現在銀行の貸し出しは増加せず、特に中小企業に対する貸し出しは100万兆円も減少しており、公的資金投入時に約束した中小企業に対する貸し出し増加は全く絵空事となっている。これに対しても金融庁はダンマリを決め込んでいる。

l        金融システムは経済の血液と称して救済を求めているが、今や銀行は経済システムの癌となっていて、早く取り除かないと日本経済は「死期」を早めてしまう。不良債権が癌ではなくて銀行そのものが不良経済体である。

l        日本では間接金融、土地担保制金融の時代が終ったのに、金融庁は担保と検査している。世界の金融より取り残されてしまった。

l        日本の金融機関が縮小していくことは、日本経済が縮小していくことで、日本のマーケットは何ら魅力が無くなった。

日本の政治について

l        日本の経済が弱くなったことで、世界から馬鹿呼ばわりされている。国際的に発言が著しく低下した。

l        外国の首脳要人の訪問がめっきり少なくなった。

l        東アジア情勢が急変化しているが、日本だけが相手にされず取り残され、韓国にも馬鹿にされている。

l        日本と中国の経済力は完全に逆転した。中国の活力、中国の資本主義、中国が共産党一党支配だと云っている時代は過ぎた。

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