第146回楽座会2011年12月21日予定稿
楽 座 会 (12/21)
― 今年に起った事 ―
◎ 内柴のセクハラ事件
① 合意が否かの問題以前に教師と生徒との関係で論ずるべき。法を犯すかどうかの前に倫理上どうあるべきか。
② 柔道の合宿、学生の身で熊本から東京に出てくる。又、ホテルに泊るという合宿はあるのか。
③ 生徒の合宿で、夜、酒の入った会食をすると云うのは考えられない。柔道の世界では非常識である。
④ 日本の教育がこのような状態であることと、スポーツ教育とは単に勝負だけの問題ではなく、精神的な健全さを保つことに意義がある。
⑤ 柔道を経験した者として、非常に残念であり、内柴は柔道界から永久に追放して欲しい。
○ ― 3.11について ―
① 水は逃げることが出来る。逃げが遅れたことを大いに反省すべきで、自己責任である。
② 地震では建物の被害は少なかった。津波の災害である。逃げなかったことが重大。
○ ― 原発事故 ―
① 水素爆発が原発事故の原因である。地震、津波ではない。
② 菅首相の初動のミスで水素爆発が起きた。菅の判断ミス、菅の責任である。
③ 東電は菅のミスを逆手にとって、政府、経済省に対応している。
④ 3月11日、12日、13日、14日、15日、16日に大量の放射能が拡散した。政府官邸はこれを隠した。結果ウソの発表を繰り返した。政府は原発事故に際しては、かつての大本営発表を行なって、今も反省がない。
○ ― 裁判と免罪 ―
① 免罪が数々出てきた。
② 日本の裁判官に正義感がないことが国民に判るようになった。
③ 世間では検察や警察が悪いと云っているが、一番悪いのは裁判官、裁判所で正義感が無く、責任を感じない。
○ ― ギリシャ問題の原因は何か ―
○ ― 日米安保と沖縄 ―
① 日米安保条約の本質は何か。
② 日米琉の関係は。琉中の関係は。
③ グアム移転とは。海兵隊とは。
○ ― 大阪都と橋下 ―
① 橋下は大塩平八郎である。大塩平八郎は敗れたが、橋下は勝った。
② 天保の幕府と今の中央政府とどう違うか。幕府に危機感はあったが、今の政府には危機感はない。
③ 橋下は現体制打破である。体制派と組めば潰れる。
④ 住民投票が各地で起る。沖縄で起きたらどうするか。
○ ― 中国 ―
① 中国は強い。これからも大きく成長し、世界の強国になる。
② 日本は米国か中国かの選択を迫られることになる。戦後50年米ソ冷戦下で日本は利を得た。今、米中熱戦の下で利を得られるか。
③ 経済において、外交交渉が重要になる。今の外務省はその任にあらず、新しい経済外交部を創設すべき。
④ 東アジア史を日本は勉強すべき。
○ ― 政治 ―
① 来年中(春~夏)に総選挙の可能性大。
② 野田政権は何も出来ない。予算と引き換えに選挙。
③ 地方に第二の大阪現象が起る
○ ― 経済 ―
① 物造り日本と云う政策は失敗だった。電機業界が危い。
② 円高はさほど問題ではない。日本が高コスト社会である。
③ 60才以上の人間に年金が払えないような政府は情けない。先ず経済力の回復が重用であり、金を活用すべき。
以 上
コメント