142楽座会20110824
楽座会（8/24）
• 国敗れて、天皇、日本人、日本企業は残る。
• 東北はそう簡単に復興しない。中央政府の上からの目線の復興計画ではダメ。
• 東北の田舎の漁師村に都会のコンクリートの建築、土木を持ち込んでは漫画。
• 地震と津波には政府、中央は復興資金を供給するだけでよい。全てを住民の民間に任せよ。田舎に都市計画は不要。漁師と潮の臭いが大切。
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― 原発 ―
• 原発事故は地震と津波とは関係ない。
• 処理を間違った、人災である。とりわけベントが何故遅れたか、全てはベントの遅れによる水素爆発である。
• 3月12日水素爆発により、13,14,15,16この魔の5日間の放射能の爆発拡散は原子爆弾に相当する大事故である。
• この事実を政府は隠蔽した。重大な犯罪。
• 福島県民全員の避難が必要ではなかったか。沿岸部においては、北部の宮城、南の茨城は広範囲に汚染されているのではないか。
• 日本政府は国際的に信用をなくした。日本政府の嘘つきで、発表は信用出来ない日本政府と日本企業は区別されるようになった。
• 通産省は完全に信用されなくなった。中央政府は信用出来ないと云うことを国民が意識し出した。
• 国債の国内消化が不能になりはしないか。国債の暴落は経済的要因では起こらない。政府の統治能力が無くなった時に危ない。
• 政府の統治能力とは具体的には何か
① に公正な裁判、正義感を持った裁判官。裁判に勝っても判決で負けると云う裁判所。
② 官高民低ではない社会。官・民間に不公正、不公平があってはならない。法の下で官・民の差別があってはならない。
③ 公的機関において、プライバシーは無い。全ては公開、情報公開すべし、隠蔽してはならない。
④ 公的機関、公人は嘘を云ってはならない。公言で嘘がバレた時は直ちに切腹。欧米ではキリスト教の下、嘘は最大の罪である。日本ではウソも方便、組織を守る為のウソは出世要因。
⑤ 政府は民より税金以外のものを獲ってはいけない。第２税金的なもの、― 国際水準より高い公共料金や規制された社会コスト ― を獲ってはいけない。
⑥ 経済に関する発表数値を政府の都合の良いように改めて、国民に不事実を示してはならない。ゴマ化してはいけない。
• 原発事故に関しては当初100兆以上の損害と云ったが、失ったものは100兆円では取り返せない。我が国として、これこそ国難である。
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― 政治 ―
• 左翼政権と云うのは、こう云うものだと国民は知った。日本では左はどうかと云う結論になる。
• 民主党から誰が首相になろうとも期待は持てない。政権交替ではなく、天皇の下での政体変更である。
• 最早、日本人誰一人として、大きな組織を立派に統率していく人材が居ないことが明白になった。大企業で国際化している組織は競争があるので良いが、競争の無い大きな組織は存立しえない。
• 中央集権官僚主義が限界に達していることは明らか。天皇の下に地方独立、競争のある国家が望ましい。
• 村単位の新しい地方自立行政体と都道府県合併を行い、スリムで議員も少数で行動型の国家統治が望ましい。
• 司法、警察は地方分割、国民が選択出来る配置が望ましい。
― 経済、近い将来 ―
• 国際化に成功した大企業は生き残るだろう。
• 経済の軸は東アジア、東南アジアに移る。
• 中国は強い。特にドル安にはヘッジが出来ている。それに反して日本はドル安で国力を失う。
• 通貨高円高になるが、なればなるほど日本は弱る。弱れば又円高になる。
• 円高通貨高になって国債は暴落すると云う、経済理論では考えられない事が起こる。
• 政界は新しいグループが出て来る。当然民主でもない、又自民でもない。左翼的政治家は存在価値を見出せない。
• 政治的にも経済も文化も教育もいろいろな新しいタイプが出てくる。混乱ではなく、大きな文明の変化が現れる。
• 我が国では注目は沖縄であり、九州、日本海である。
以 上
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