107楽座会(2008/8/27)報告と写真集 松浦幸作会長古希祝
戦国時代の戦は金があるから出来た。日本は世界一の金持ちだった。だから鉄砲も買えたし、生産も出来た。日清戦争・日露戦争も金があったから出来た。
― 社会・政治・外交 ―
· 東アジア我々の隣国に一党独裁の強大な国家が出現したことを映像で感じることとなった。大イベントの幕明けである。
· 今日より1,400年前、隋の煬帝、それを倒した若干20才の若き英雄、唐国の李世民が登場した時の聖徳太子の心痛を我々は今学ぶべきである。民族的に衰運を感じる時、その恐ろしさを知るべきである。西のシーザー東の李世民。618年に煬帝を倒した。645年に大化の改新
· 繁栄に向う漢民族に、我々は、我が民族はどう生きて行くか、天皇陛下の基に力を結集しなければならない。
· 北京オリンピックにおいて、ニッポン、ニッポンと芸能人モドキが叫んで一部で盛り上がっているようだが、愛国心があまり湧かず冷めた気がしたのはどうしたのか。やはり国運がどうなのか、あまり熱狂的な応援にはならなかった。
· 象徴的なことは、男子が情けないこと、特に柔道(松浦も柔道をやっていた)はどうしたのかと云いたい。日本が国際的に発言力がなく、和製レスリングになってしまっていること山下氏の責任は大きい。それに反して女子のソフトボールの根性は、戦後アメリカに圧迫されていた国民感情に留飲の下がる思いがした。
· 全ての公務員の半分は女子にせよ。公務員は1/3で済む。埋蔵金は1000兆円以上は楽にある。赤字277兆円はでたらめ。不動産も含めれば5000兆円の国有の財産がある。
· 全ての公的機関は天皇陛下に返せ。明治の廃仏毀釈を財政的見地より研究せよ。寺領を明治政府が取上げ資産にした。
· 大野病院事件の判決が出たが、問題は何故逮捕に至ったのか、何故起訴したのか、この種の事案は裁判官が判断すべきものなのか。あまりにも社会的影響が大きい事をどう行政は結果責任をとるのか。医師の世界の問題だけでは済まないのではないか。行政の失敗。医師会の猛反対。逮捕するアホ。
· 今国の政府の行政機関、司法の制度、統治制度を根本的に見直す時に至っているのではないか。政権交替では解決出来ない。民主党が政権の座についても50歩100歩である。中央政権、官僚社会主義制度では日本は国際的に生き残れるか。役所を訴えても99%負ける。司法は行政と一体で独立していない。
· 裁判員制度は必ず失敗する。裁判官に正義感が欠如しているのを補う制度。さらなる混乱が起り、国民参加を免罪符にして乗り切ろうとしている。
― 経済 ―
· 今、政府に出来る最高の景気対策は最低賃金を時間当たり@1000円と大幅に上げることである。このような大幅な引き上げは中小企業が苦しいと政府、自民、野党の民主までもが云っているが、これはウソである。彼等は誤摩化されていて、実際の経済は知らない。困るのは大企業である。秋葉原の犯人は大企業で働いていた。民主党は官公労と大企業の労組が支援者である。3者は談合して国民を苦しめている。中小は時給1300円。大企業は650円。
· 不動産業において自己資本比率の高い企業ほど危険である。一般の企業とは反対である。三井不動産などは幾らでも融資が受けられ自己資本比率は下がる。駄目組は借りられないから自己資本比率高い。
· 悪事がバレるのが恐いので、公務員の処罰が甘い。日本の社会は互いに悪事を共有している。 · 日本では悪事に加担した者程出世する。大平正芳・伊藤清二衆院議長ともう1人の3人が中国の阿片政策をやった。
· 旧師範出身の教員採用率が激減する。日教組枠、学会枠、公務員のコネ枠はどうなるか。 この騒動は役人がとりあえず大分県だけに押さえ込んだ。日本中同じはず。
· 教育現場において、コネ採用組との資質の格差、教員の能力格差が社会問題化する。地方公務員にも同じようなことが起る。不祥事を起こした者の採用時のコネを調査せよ。
· 中小企業向融資残高が昨年9月より減少に転じていた事を政府は隠していた。日銀がこれを言いはじめ暴露した。
· 戦後最長の経済成長、景気持続と囃し立てていたが、不景気になるのが早過ぎる。本当に好景気だったのか。
· 経済成長の実質と云うのは存在しない。学問上の計算数字であって、実社会は全て名目で動く。今は金のある不景気。不動産屋には貸さないけれど。
· アメリカ(USA)と中国の2大世界的な強国に挟まれて日本はどうするのか。だんだんと希薄になって行く愛国心、少子化対策として安易に移民政策、50年前は移民として出て行ったではないか。日本人が国際的に通用する人間を増して行かなくてはならない。 裁判をきちんとすれば立ち直る。
· 尖閣諸島、竹島の問題、日本政府は今までどのように政策を持って領土を死守して来たのか。真の愛国者とは誰か。今頃反省するより、今日までの誤りを認め、反省し、聖徳太子のお気持ちを今日に生かせ。
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