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2008年6月

2008年6月27日 (金)

20080625楽座会105回

20080625楽座会105回 写真記録 石川氏撮影(日本通運)

·         小麦粉の値上げは何故するのか。政府が輸入独占権を持って一括輸入しているのは何故か。小麦の国際価格が上昇しているが、日本の麦価とはどれだけ差があるのか。

·         小麦の輸入を商社の独占とせず、自由化せよ。バターも関税を考慮して自由化せよ。

·         日本は輸入を自由化することにより、内外価格差を是正し、物価の上昇を止めよ。

·         ここ20年、バブル崩壊後、我が国の物価水準が安定しているのは、中国からの諸品の輸入により、チャイナプライス効果である。フィリピン、インドネシアから移民を受け入れよ。

·         日本は国際比較をあらゆる面において実施せよ。日本はアメリカに比べて、その経済力は半分以下であることを認識すべき。アメリカの1/10、フランス、ドイツの1/3、イタリア、スペインの1/2程度で、ポルトガル、アイルランドと同程度か。野球選手の年棒、タイガーのゴルフ賞金。

·         日本の統計は出鱈目である。世論調査も信用出来ない。日本の公的機関を信用してはならない。

·         石油の値上がり、食料価格の上昇は、いずれも欧米露白人世界の利益をもたらし、アジア黄色人は収奪される。アメリカは強い。アメリカや欧州は世界を強力に支配しようとしている。

·         鉱物資源の値上がりもアメリカに利益をもたらすが、これらを支配しているのは白人企業であり、欧米諸国が繁栄する。

·         外資は日本の金融資産を狙ってやって来ている。決してニューヨークやロンドンから金を持って来ていない。日本人のフンドシで相撲を取っているので、日本の低金利にしてその金で日本の企業を買収している。今や日本人は自分の金で自分の首を絞めている。今や尊王攘夷の復活だ。

·         今のNHK大河ドラマ“篤姫”が人気なのは、官僚幕府の崩壊の今の世とダブルからで、外資を排斥し、尊王攘夷で国難を救うべきである。

·         官僚による独法、公益法人、民営化により、国民資産の分捕り合戦が行われている。全ての公的資産は天皇に返すべき。公的資金は5000兆円以上ある。

·         埋蔵金を1000兆円は10分にある。年金資金も今までに200兆円取り、獲り過ぎている。年金の積立金を吐き出せ。民主党もこの事に何も云わない。何かいいことあるのか。

·         県立青森高校で300番程度の男を何故エリートと云うのか。欧米のエリートと比較せよ。

·         日本において価値観が崩壊して、社会的倫理観や社会的常識がムチャムチャになっている。

·         いろいろな事件が起るが個人のプライバシーの問題で本質を見誤ったところで、色々議論している。

·         個人の資質や人の採用、個人の環境を考えろ。公的機関でのコネ採用は汚職である。

·         JR西日本の尼崎の事故で、運転手に関する採用から事故に至る経緯があまり云われないし、問題視されないのは何故か。運転手の責任が90%車掌の責任が10%と思うかどうか。

·         秋葉原、光市の問題で、親の責任は大きなウエイトを占める。

·         問題を起こす者の親の職業に警察官、教師、公務員が目立つのは何故か。

·         CO2サミットやアフリカ援助と云う前に日本人の生活への援助とか最低賃金を@1000円とせよ。

·         最低賃金を@1000円にしないのは大企業が損をするからで、官公労や大企業労組出身の民主党が反対しているからである。中小企業は@1000円以上出さないと来ない。

·         年金から保険料を天引きするとか、年金に税金を課すると云うのはどう云う計算か。90歳以上の人間から税金や介護保険料、保険料を獲るな。収入が200万以下の国民から金を獲るな。

·         外国から狙われるくらい資金のある国の若人はもっと働いて親孝行をせよ。もっと外国へ遊びに行くではなく、儲けに行け。

以 上

2008年6月24日 (火)

<ビジネスワイド>中小企業の賢い買い方、売り方買収、売却――2つの経験から授ける

松浦会長からの紹介で書いたものです。

http://ww1.web-vl.com/e375.html

WebVentureLink

<ビジネスワイド>中小企業の賢い買い方、売り方

買収、売却――2つの経験から授ける
中小企業の賢い買い方、売り方


社団法人関東ニュービジネス協議会理事
株式会社アサヒ商会代表取締役 広瀬洋一


M&Aが成長やハッピーリタイヤを実現させる――売却と買収をともに実行した文具事務機販売会社のアサヒ商会。広瀬洋一社長が実体験から、中小企業のM&Aの要諦を説く。
満足できる株価を算定―― 子会社をキヤノンに売却

私どもの会社は文具事務機を会社向けに販売しています。群馬県高崎市が本社です。アスクルより先に文具通販を開始しましたが、アスクル設立3年目に抜かれました。当社は今年で設立60年になりますが、M&Aを売りと買い両方を経験しました。

5年前、当社の子会社である群馬キヤノンBM株式会社を売りました。同社の株の15%は仕入先のキヤノンが所有していました。ある日、キヤノンの方針でキヤノンの名前が付いた会社はキヤノンの100%子会社にするか、キヤノンの名前を外すか、いずれかを選択することを迫られたので、当社は売る方針を固めました。

当社は純資産方式で株価を算定しました。ところがキヤノンはDCF方式(DiscountCashFlow)で算定しました。将来の利益の10年分を現在の価値に割引くのがDCF方式で、大会社ではよく使う方式でした。

この方法で算定した株価は、国税庁方式ともいわれる中小企業では一般的な純資産価格方式よりずっと高かったのです。さらに顧問弁護士に「退職金も要求してみなさい」と指導されたので、私と同族役員の退職金を要求してみたところ思いのほか高い金額が提示され、すべて円満に交渉がまとまりました。

もちろん事前に先方の監査法人の買収査定があり、厳しく評価されたわけですが、結果は当方も大満足でした。現在も従業員はほとんど残ったまま盛業ですし、当社も売却により結構な利益を出し、資本が充実しました。

従来はキヤノン製品を子会社経由で仕入れていたのですが、売却後は直接キヤノンとの契約になり、売り上げも順調です。群馬キヤノンは現在東証一部上場のキヤノンS&Sの群馬支店になっています。

売却と買収をともに経験したアサヒ商会。広瀬洋一社長は「企業の成長や経営者のハッピーリタイヤにM&Aはきわめて有効」と説く(写真はアサヒ商会のホームページより)

株式交換で同業者を買収、東京進出の足がかりへ

一方、買収も経験しました。2年前、当社と同業の株式会社ほたかを株式交換で買いました。当社は以前、東京投資育成株式会社の出資を受けていた関係で監査法人の監査をずっと受けていました。2005年グリーンシートに株を公開し400円の初値が一時は630円にもなったりしています。

そこへ旧知の、ほたかの前社長から買収を持ちかけられました。驚きましたが、東京進出のよい足がかりになるという判断で、日本M&Aセンターに資産査定をしてもらいました。額面500円株が1株485円の評価でした。当社の50円株を時価の500円で1対1の株式交換と決まりました。

ところが株式交換を実際に手がけた経験者が、私の知る限り群馬県内にはいなかったので実務がわからず、デーブレイン証券に指導いただき実施しました。

当社は株券を刷り増し先方の株と交換するだけで、現金は動きません。しかもこの分の金額は資本金を増額させずに、ただ資本準備金に半額を計上するだけなのです。自分の会社の株券を刷ったのが現金同様に評価されるわけで、まるで日銀にでもなったような気分です。ちなみに日銀は、ほたかの主要得意先でありました。

ほたかの前社長は当社の大株主となり、必要ならグリーンシートで売れば現金化できるようになりました。いまは私のせがれが社長になり、群馬はアサヒ商会、東京はほたかで業務を分担しています。

経験から見出した買収、売却それぞれのメリット

買収と売却の双方を経験した結果、これらの手法を上手く活用すれば以下のメリットを見出せることを改めて認識しました。

価値のある会社を買収すれば即事業が自社のものになり、時間が節約できます。取引先もそのままで契約は引き継がれます。人材もそのままですから、再就職斡旋の問題もありません。一から事業を立ち上げるよりずっと早く、結果的には安く、事業ができるのです。

一方、売却のメリットは何でしょうか。会社を手放すときに廃業という手段をとれば、倒産時のような評価額にしかなりません。土地と現金と借金しか勘定されません。しかし売却なら、長年手をかけた得意先・仕入先・従業員・在庫のすべてが生きたまま評価されます。会社の継続を考えれば、このほうがずっと得です。

買収時には売掛金と不動産の算定に注意せよ!

会社の資産・価値は決算書だけではわかりません。買収候補先の会社が監査法人の監査を受けているとか、会計参与がいないと信用ができません。買収前の精査が必要です。とくに売掛金・不動産には注意しましょう。

売掛金には不良債権ともいうべき回収に問題のある売掛がそのまま計上されている場合が多いです。その見極めが難しいのです。不動産は簿価が時価とかけ離れた評価のままが多く、現実離れした数字になっている場合がしばしばあります。時価に換算しなおしましょう。退職給付引当金も100%計上してから会社価値を算出しましょう。

買収に株式交換が使えれば最高ですが、ベンチャーキャピタルやグリーンシートを使い資金調達することも、選択肢に入れたほうがいいでしょう。買収後は相手の会社とシナジーが出れば最高ですが、管理部門とシステムの統合だけでも経費を削減でき、効果があります。

じつは当社には、もう1件、買収話があったのですが残念ながら他社に買われてしまいました。ここを買収していれば今は上場会社になっていたはずです。先方がいだいていた真の要望への理解が不足していたと反省しています。残念ですが、また次の機会が来るのを待ちます。

“売れる会社”にするには収益性と成長性の強化が一番

株式を公開したり上場しても株を株のまま持っているだけでは公開益は絵に描いた餅です。現金化しなくてはイグジット(出口)になりません。持ち株は後継者への承継や企業支配戦略上必要な割合にとどめ他は売却しないと、いつまでたっても引退できません。公開上場になれば、いつまでも地位に留まらずとも、より優秀な経営者が出てきます。

買収されるような魅力ある会社にしておけば、たとえ後継者がいなくても株の売却で自分の事業が現金化できます。売れる会社にするには収益性と成長性の強化が一番です。あなたの会社が後継者不足などの問題に直面しているのなら、自分の会社を磨き上げ高く売れるように収益性を高めておきましょう。

【関連サイト】
・アサヒ商会  http://www.bungu.co.jp
・関東ニュービジネス協議会 http://www.nbc-world.or.jp

76.2Mhz Radio高崎にて2008年7月1日18:37より

76.2Mhz Radio高崎にて2008年7月1日18:37より

この人と+10分の番組で

アサヒ商会広瀬洋一がAEDの話をします。

7月7日11:30より再放送もあります。

2008年6月22日 (日)

松浦幸作会長のお母さんキノ様訃報

松浦幸作会長のお母さんキノ様訃報

6月19日96歳で永眠されました。

通夜21日19時から

告別式22日1時から

枚方市山之上東町1-1 公益社枚方会館 072-845-8011

謹んでご通知申し上げます。

喪主  松浦幸作

          松浦良右

          松浦幸男

          佐藤紀子

2008年6月17日 (火)

★第105回楽座会のご案内★(松浦幸作会長を囲む会)

★第105回楽座会のご案内★(松浦幸作会長を囲む会)

楽座会会員の皆様

第105回の楽座会のご案内及び前回の講演内容のレジュメを送ります。

今回もまた前回と同じ、大手町(東京駅)の大手センタービル(シティバンクの入っているビルです。)の小洞天という中華料理屋を貸切りで行います。今回は㈱アイキューブ様http://www.icube.cc/より特選うなぎを提供していただきますので、うなぎをもりもり食べて暑い夏を乗り切りましょう。

 ㈱アイキューブ様の運営する直営店 http://www.unagidaisuki.com/unacyo.html

また、希望があれば会員様の会社の商品の紹介などのアピールタイムを設けたいとも考えておりますので、興味のある方は事前に事務局までご連絡いただければと存じます。パンフレットの配布なども協力させていただきたいと思っております。

是非皆様のご参加をお待ちしております。

日時:  平成20年6月25日  水曜日  開場17:30  開会 18:00~20:00

会場:

         東京都千代田区大手町1-1-3大手センタービル1B

         TEL. 03-3213-2388

地図: http://www.shodoten.com/center.html

会費:  男性5,000円  女性: 2,000円(当日現金にてお願いします)

食事の都合もありますので、参加される方は、6月23日までにお返事をくださるようにお願いいたします。

ご案内が不要の方、継続の意思のある方も
お知らせくださるようにお願いします。
お返事はこちら⇒ FAX03-5272-7511若しくは、そのまま返信下さい。

★     次回のお知らせ★ 2週間前にご案内のメールをお送りします

  第106回 7月23日(水)

  第107回 8月27日(水)

楽座会Blog
http://asahi.kazelog.jp/rakuzakai/
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お返事⇒ このまま返信くださるか以下にご記入の上お送りください。

03―5272―7511
□ 第104回楽座会に出席します
貴社名:
ご芳名:
メールアドレス:
ゲスト:

楽座会 会長 松浦幸作 事務局 井上淳

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PR:楽座会事務局の株式会社アクセス(家庭教師のアクセス)で受験のノウハウ本を出しました。6月20日に全国の書店で発売予定です。

タイトルは「図解カリスマ家庭教師榎本勝仁の文房具フル活用術」です。

http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_ss_gw?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&url=search-alias%3Daps&field-keywords=%89%7C%96%7B%8F%9F%90m

是非宜しくお願いします。

最近の写真