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2007年5月26日 (土)

 楽座会(7/24)2002

 楽座会(7/24

1.日本の不良債権は以下の通りである。

イ)金融機関の不良債権 200兆円

内都銀(30兆公表済)80兆円・地銀50兆円・信用金庫,組合,農協70兆円

(貸出し債権の50%

ロ)一般企業が抱えている不良債権 200兆円

ハ)一般の国民が抱えている住宅、株式の含み損、不良債権 200

例えば住宅公庫の融資残高70兆円の1/2

ニ)財投資金投入の特殊法人や公益法、第3セクター、公的保証債務の不良債権 200

ホ)国債、地方債等、将来税金によって返済が義務付けされている債務 700

 合計 イ)+ロ)+ハ)+ニ)+ホ)=1,500兆円

 絶対に返済不可能である。

2.外国の金融機関が個人金融資産1,400兆円を狙って進出して来たが、その期待を裏切られ、撤退する傾向にあり、一部は進出先を中国に変更した。

3.日本の中央政府に内紛的なものが現れつつある。従来は利権を分け合うことで争いを表面化しなかったが、今やパイが限られ、内部告発がぼちぼち出て来た。内部崩壊の始まりである。

警察、外務省、農林省で現れて来ているが、裁判所に現れることが予想される。

司法制度に関しての疑問は外国人に多い。中央政府は日本のマスコミをコントロールしているが、外国報道機関はいろいろの各国の思惑があり難しい。

4.石原慎太郎の発言が注目される中で、“中央政府を無視せよ”との発言は大きい。戦後の政治家でこんなことを云ったのは初めてで、共産党でも云わなかった。それと個人金融資産1,400兆円はもう無くなったのではないかと発言している。都のバランスシートを作成したことから、日本の官公庁の財務内容に理解を得たようだ。

5.米軍によるイラク攻撃が迫っているようだが、今東アジアの情勢は流動的で、いろいろな場面が考えられるが、全てにおいて、日本はカヤの外の全くと云ってよいほど情報は入って来ない。日本の新聞記者はそれぞれ官庁詰めで、その担当する官庁に情報が入って来ないと、全くの裸の王様状態である。

6.中国の経済と外交は、この2~3年で激変するほど強力になる。アジアは全て中国中心に動く。

米、欧、中の世界になり、日本が世界第2位の経済大国だったと云っても、世界は信用しない。

以 上

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