ウィキバンク、お金の貸し借り、仲介サイト開設。
ウィキバンク、お金の貸し借り、仲介サイト開設。
2007/04/03, 日経産業新聞, 2ページ, , 505文字 |
ジャスダック上場の事務機・計測装置メーカーのテクノ・セブン元社長の井上佑一氏が新会社「ウィキバンク」を設立、お金の貸し手と借り手を仲介するサイトを開設した。借りたい人が必要な資金額や用途、信用情報をサイトに開示する。貸し手はそれをみて資金提供の可否を判断する。ウィキバンクは成約時に借り手から調達金額の二%をシステム利用料として受け取る。 新会社は東京都中央区に本社を置く。資本金は八百万円。貸金業として東京都に申請、このほど登録された。一年後までに貸出残高十億円を目指す。 主な借り手として想定しているのは個人事業者。調達額の範囲は十万円から二百五十万円で、返済期間は一律二年。金利は借り手が提示するが、低すぎると成約しない可能性がある。消費者金融や信販業界などの信用調査機関に蓄積されている借り手の過去の返済実績をウィキバンクが分析、その結果を借り手の信用力としてサイトに掲載する。 貸し手はサイトに掲示されている借り手の情報をみて、資金提供の可否を自己責任で決める。貸し手一人が提供できる資金の範囲は五千円から一千万円まで。 貸し手は借り手の希望額全部を融資する必要はなく、一部にとどめることもできる。 |
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