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« ウイスラーのゲレ食 | メイン | 『B00CSダイエット』(藤野武彦著、朝日文庫、2005年) »

2006-07-22

7月21日の日経夕刊に追想録で
ツゥールダルジャンのクロード・テライユオーナー
の死亡が告げられていました。6.1没88歳。

過ってパリに行って初めての星食堂体験として
ここに行きました。同行の氏は群馬の2名。

すんなりと昼飯の予約がとれて向かったのですが
上着着用との事。クロークで黒服を借り着席しました。
評判の鴨はずっしりと重く響く味でしたが美味。
頼んだ赤ワインはソムリエが静々と蝋燭の光で
澱の流入を監視しながらクリスタルのデキャンターに
時間を掛けて移し共されました。渋く濃い鴨向きでした。

メインからデザートに移る途中オーナーらしき人物が
見える席に付日報のようなものを見ています。
とても美味しそうな顔をしていて、これが3星の顔かと思いました。

後日雑誌の写真でオーナーである事が確認できました。
こういうおいしい顔は金沢鶴幸の主人川田さんでも共通していました。

美味しい顔の人の料理は美味しい。
分けとく山の野崎氏は美味しい顔というより経営者っぽい顔でした。

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