第110回楽座会(2008/11/26)予定稿
楽 座 会(11/26)
― 政治・経済 ―
· ヨーロッパ人はユダヤ人をコントロールするのに苦労した。ベニスの商人、ヒットラー、アメリカはユダヤ人と共存して来た。アングロサクソンとユダヤが今回の世界的な金融危機のポイントである。
· 100年に一度の大津波であるが、1929年の大恐慌と2008年は世界各国の金融的状況は全く違う。ヒットラーの登場の直前のヨーロッパ、レーニン、スターリン革命のロシア、清朝末の混乱の中国、米国以外はどん底の各国であり、中東オイルマネー、インド、ブラジルの新興国、日本も今や経済大国、中国、ロシアは最強国になりつつある。景気は一年で回復、その後、世界的な好景気が訪れるチャンスである。
· こんな絶好のチャンスに日本は何をしているのか。特に麻生政権は何をしているのか。幹事長、官房長官、外務大臣を別の人に変えよ。今内閣改造をしろ。強力な不況内需拡大策を、即実施しろ。小学生に笑われるようなことはするな。
· 経済担当大臣が学者や評論家のように「不況になりますよ。ガマンして下さい。」と叫んでいるが、日本は金があるのであるから、不況にならないように内需拡大や中小企業に金を廻して倒産を防ぐ対策を実行し、「不況にならないようにやります。」というのが政治家である。無責任、不作為の官僚と同じような事をやっていては国民は苦しむばかりである。
· このままだと麻生首相は日本のフーバーとして歴史に記録される。誰か経済マンガか島耕作の政治版を書いてやれ。
· もっと指導者層は経済を勉強すべき。アダムスミス、マルクス、ケインズ、シュンンペーター、サミエルソン、フリードマン、今はケインズの公共投資政策(ルーズベルトのニューディール政策)ではなくてシュンペーターの創造的破壊とサミエルソンの財政より金融緩和を重要視。マネタリスト的政策だけではインフレを招くだけであるので注意が必要。
· 景気対策は補正予算を組まなくても出来る。知恵を広く求めよ。全てシステムを破壊し、新しくしろ。全ての組織を解体して新しくしろ。公務員は一度全員クビにして再雇用しろ。公務員の半数は女性にしろ。
· 税収が不足しているので、歳入不足の補正はどうするのか。赤字国債はダメ。埋蔵金を出せ。
· 日本の最低賃金はフランス、ドイツの半額である。何が世界第二位の経済大国か、笑われているぞ。世界の若者から馬鹿呼ばわり。
· 中小企業庁の金融課と金融庁は融資残高をチェックし、常に3%年率増加を各金融機関に行政指導しろ。フランスはやっている。
· 金融強化法には融資残高を増加させているところに公的資金の投入をすることを明記せよ。10年前も申し合せを指針としたが実行されず、100兆円近く融資残高が減少した悪例が今も残る。
· 道州制ではなく、地方分権でもなく、地方独立である。天皇の下、沖縄、北海道は独立させよ。政体変更。
· 内需拡大の策として観光立国が考えられるが、外国人観光客に対して特別の外換制度を設けよ。為替相場が重要なこと。
· 観光の目玉として、瀬戸内海、北海道、沖縄、海と、島と、温泉を売り出すこと。
· 大東亜共栄圏を日本が金を出し中国と協力して作り上げること。アメリカは日本と中国のドルと取込みを狙ってアジアドル経済圏を作ろうとしている。今は自国の処理に協力して欲しい。
― 社会 ―
· 日本では武士は切腹と云う世界史上類を見ない崇高な倫理観を持って責任感を示した。公務員、と国国家公務員は税金で食っており、特権階級的な待遇を受けている。しかし、戦後責任の所在がはっきりしない。切腹の精神は復活してもよいのではないか。特に何もしない不作為は犯罪にも等しい。
· 正義感のない裁判官、責任感のない高級官僚、国を守るより組織や個人を守る組織人、指導者の地位から退場しなければ経済が立ち直らない。
· 独立行政法人の名のもとに、国有財産を分捕っている。全ての独立行政法人の資産は国有化しろ。民営化した会社の資産は再び国有化しろ。
· 全ての公的機関の資産は天皇陛下の名義にしろ。国債地方債全ての公債も天皇陛下の名義にしろ。
· 我が国の空軍トップにあったものが、生活が苦しいから退職金は使わせてくれと言い訳する程、隊員の生活は苦しいのか。そんな人が国を守れるハズがない。世界の恥で日本という国は大将になったら生活が苦しいのかと云われる。
· 誰がIMFに10兆円出資することを承認したのか。日本銀行が短資市場に資金を供給すると称して50兆円をもアメリカのゴールドマンシティBANKやスイスのUBSに貸したのか。担保は取っているのか。誰か担保を貸したのか。
· 麻生首相は、頭は悪くないし、アホではない。しかし、試験勉強は一切したことがない。一度も正式なテスト、試験を経験したことがないのではないか。これは、森、小泉、安倍、福田の諸氏もほぼ共通している。彼等は甘い選挙だけを経験した。
· 景気は1年で回復する。今がチャンス、こんな金融危機を経験することは若い人には人生でプラスに働くだろう。
· 今度の金融サミットの参加20ヶ国、各国がどう動くか、それぞれの国の指導者層の力量が問われるところである。
以 上
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